9月23日(金)、24日(土)富山県で開催された「平成28年度緊急消防援助隊中部ブロック合同訓練」に鯖江・丹生消防組合から消火隊1隊、隊員4名が参加しました。
中部7県(富山県、石川県、福井県、岐阜県、静岡県、愛知県、三重県)各消防本部から130隊、490名の隊員が終結。車両140台、航空機(ヘリ)12機が参加し、大災害発生に備えた集結、部隊運用訓練を行いました。
8月3日(水)、8月4日(木)の2日間、消防訓練所にて各署所から14の消防隊が集まり、2階建ての建物から火災が発生したとの想定により競技方式で消火訓練を実施しました。
スタートの合図により防火服と空気呼吸器を装着して消防自動車に乗り込み、下車後ホースを延長し障害物の煙道を通過して、炎に見立てた的を放水で倒します。続いて梯子を使用しホースを延長しながら建物2階に進入して設置してある的を放水で倒します。
スタートしてから2つ目の的を倒すまでの時間と安全性を競い合いました。
真夏の厳しい暑さの中、隊員同士声を掛け合いながら気合の入った活動を行いました。競技会終了後は各隊で訓練について検証を行い、実際の火災現場に備えました。
開会式
ホース延長
梯子を使用して2階に進入
平成27年度 消防機器の改良及び開発並びに消防に関する論文において、鯖江・丹生消防組合初となる、全国最優秀賞を受賞しました。
昨年応募した、「とび口の柄の形状改良について」、全国133作品の中から厳正な審査の結果、みごと最優秀賞に選ばれ、この度、平成28年6月9日(木)大阪市で開催された第68回全国消防長会総会において表彰を受賞しました。
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表彰式の様子(左から)関消防司令補、直井消防司令補、山本消防司令 | 発表する直井消防司令補 | 受賞者記念撮影 |
消防機器の改良及び開発並びに消防に関する論文の募集等については、消防職員の資質の向上と消防の発展に寄与することを目的に、一般財団法人全国消防協会が行っているものです。また毎年、約150件の優秀な作品が応募されており、その高い有用性や実用性は、消防職員からの反響のみならず、商品化、製品化を希望する企業からの照会が増えてきているのが現状です。
この受賞を受けて、山本消防司令は「他の職員らの協力もあり受賞につながった。改善点もあるが、今後広く普及してほしい。」と期待しています。なお、本作品については意匠登録出願中です。
「より早く より確実に」 住民の安全と安心を守り続けます。 |
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迫りくる炎、思わぬ事故による怪我、そして地震等の大災害から地域住民の生命と財産を守る事、それが私たち消防の使命です。この使命を少しでも早く、そして確実に果たすため、「高機能 消防指令センター」を整備しました。 私達消防は、より早くそしてより安全に、暮らしの安心を24時間守り続けます。 |
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指令台 |
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指令台は119番通報を受け、出場車両の編成など、活動終了までの通信や指令を行う装置です。メールやファックス、弱者緊急通報など様々な119番通報の受付が可能です。また、大災害時には最大12台同時運用モードに切り替える事が出来ます。 | ||
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指揮台
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無線統制台
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指揮台は災害事案を統制する機能を備えるとともに、指令台と同様の機能を有しています。無線統制台は消防業務の全チャンネルを収容し、無線交信の統制を行います。 | ||
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車両運用表示盤![]() |
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支援情報表示盤
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多目的情報表示盤![]() |
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大型モニター
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署内に設置することで署員へ災害点を瞬時に伝える事ができます。また現場到着までの 初動体制決定にも活用されます。 | ||
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指令電送装置
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出場指令と連動し、出場署所へ災害点付近の地図や指令情報を指令書として印字・出力する装置です。 | ||
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署所端末装置 バックアップ無線受令装置![]() |
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署所端末装置は、出場指令を受信し出動署所へ指令音声を出力する装置です。バックアップ無線受令装置は指令回線が災害などで寸断された場合、消防無線で署所端末装置を起動させるバックアップ用装置です。 | ||
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車両運用端末装置
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指令情報や地図情報、道路障害、水利情報などの支援情報を閲覧、検索が可能です。署外活動中に指令を受けた場合でも、無線の音声以外に端末画面で各種情報の確認ができ、災害活動を効率的に行えます。 |
なまえ:さばえ1ごうしゃ (鯖江1号車:消防ポンプ自動車)
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みずをつんでいるしょうぼうしゃです(水:1.5トン) |
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メーターやレバーがたくさんついています みずをだすときにつかいます |
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くるまのよこにシャッターがあります なかにはホースがのせてあります |
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くるまのうしろにはホースカーといって、 とおいところまでホースをのばすことが できるものがあります。 |
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くるまのなかには、くうきこきゅうき(くうきぼんべ) がのっています。かじのときには、けむりをすわな いようにこれをつけます。 |
なまえ:さばえはしご1ごうしゃ
(鯖江はしご1号車:はしご付き消防ポンプ自動車)
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たかいビルなどがかじになったときにひをけしたり、にげおくれたひとをたすけたりします。はしごは30メートルのたかさまでのばすことができます。 | |
はしごのねもとにそうさするきかいがあります。 | |
はしごのせんたんのたいいんがのっているぶぶんをバスケットといいます。バスケットでもはしごをそうさすることができます。 |
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しょうぼうしょから東のほう
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はしごを40メートルのたかさまでのばして、 しょうぼうしょから北のほうをうつしました。 |
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しょうぼうしょから南のほう |
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よるは じゅんばんに かみんをとります。 さいがいがはっせいすると、 すぐにおきてしゅつどうします。 |
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さいがいげんばの ちずが がめんにうつしだされます。 |
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すばやく ぼうかふくをきて しょうぼうしゃに のりこみしゅつどうします。 |
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しょうぼうしょの2かいには、トレーニングを するところがあります。 |
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きゅうじょたいがくんれんを しているところです。 |
しょうぼうしょは、かじ や きゅうきゅう のしごとのほかにも、 たてもののけんさや ぼうかすいそうのせっけいなどのしごとなどがあります。
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あたらしいたてものの こうじげんばで けんさ をしているようす。 |
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ぼうかすいそうの けんさ のようす。 |
鯖江・丹生消防組合では、住民の生命、財産を守るため、あらゆる災害と
救急に応じた訓練を実施しています。
火災消火訓練
あらゆる火災を想定し、迅速、的確な消火訓練を実施しています。
救急救命処置技術訓練
傷病者の救命率の向上をめざし、救急救命士、救急隊員に対し救急救命処置の技術 訓練を実施しています。
救助活動訓練 あらゆる救助事故災害を想定し、技術の向上と安全確実な救助活動の訓練を実施して います。
水難救助訓練
救助訓練
水防訓練
水害を防ぐために、情報収集・伝達、水防工法の訓練を実施しています。