本格的な冬の到来に備え、電気暖房器具の使用又は、準備をされるご家庭も多いのではないでしょうか?一見火を使わないため安全そうに見えますが、ヒーター部への可燃物の接触や電源を切らずにその場を離れたり、電源コードの異常を放置したりしたことによる火災が発生しています。「火を使わないから安全!」と過信せず、安全に使用するよう心掛けてください。
詳細はこちらのHPをご覧ください。
URL: https://www.nite.go.jp/jiko/chuikanki/press/2019fy/pr221124_00001.html
引用 独立行政法人製品評価技術基盤機構 のHPより
カテゴリー別アーカイブ: 安心安全情報
「9月9日は救急の日」
毎年9月9日を「救急の日」とし、この日を含む1週間(日曜日から土曜日まで)を「救急医療週間」としています。
今年は9月4日(日)から9月10日(土)までです。
『救急車の適正利用にご協力ください。』
救急車の台数には限りがあります。
救急搬送した人の約4割は緊急性の低い『軽症』の人です。本当に救急車を必要としている人のために、救急車の適正利用にご協力をお願いします。
予防救急を実践して、自分自身や身近な大切な人を守りましょう。
「予防救急について学ぼう!」
救急車で搬送されるケガや病気の中には、少しの注意や事前の対策で防ぐことができるものがあります。
このように、ほんの少しの注意や心がけで事故などを未然に防ぐ取り組みを「予防救急」といいます。
予防救急には、次のような効果が期待されます。
- ケガや病気を未然に防ぐことができる。
- ケガをしたり病気になってしまっても、重症化せずに済む。
- 救急車を呼ぶ必要性が低くなるため、本当に必要な人が困ることのない「救急車の適正利用」につながる。
目次
☆ 乳幼児・小児
☆ 高齢者
☆ 熱中症
【乳幼児・小児】

幼児期から小学生にかけて、子どもの死亡原因の第1位は「不慮の事故」です。
日常的な心がけや対策が十分かどうか、もう一度見直してみましょう。
起きやすい事故 | 予防のポイント | |
転落・転倒 | ●ベランダや階段などからの転落 | 箱、家具など踏み台になるようなものをベランダや窓際に置かない |
やけど | ●炊飯器や加湿器の蒸気にさわる ●アイロン、ストーブにさわる ●ポット、鍋をひっくり返す | ストーブ、アイロン、ポット、鍋などやけどの原因となるものに子どもがふれないようにする/ストーブなどには安全柵をつける |
溺れる | ●浴槽に落ちる、水遊び | わずかな水でも残し湯はしない/お風呂場に外鍵をかける/水遊び時はライフジャケットをつける・目を離さない |
誤飲・中毒・窒息 | ●医薬品、化粧品、洗剤、コイン、豆などを誤って飲む | 危険なものは子どもの目にふれない・手の届かない場所にかたづける/ピーナッツなど乾いた豆類をたべさせない |
交通事故 | ●道路への飛び出し | 手をつないで歩く/三輪車に乗る・自転車に乗せる時はヘルメットをつける |
【高齢者】

加齢により成人と比べ、様々な身体機能が衰えています。
転倒・転落では骨折しやすく、急激な血圧の上昇により脳や心臓の病気を引き起こしたりします。
家族などの周囲がサポートして、事故を未然に防ぎましょう。
特に認知症などの症状がある高齢者は、注意が必要です。
起きやすい事故 | 予防のポイント | |
転落・転倒 | ●階段などから転落する ●段差につまづき転倒する | 階段付近は明るくし、滑り止めや手すりをつける/踏み台を置くなど、できるだけ段差を少なくする |
ヒートショック・溺水 | ●急激な温度変化により血圧が大きく変動し、脳卒中や心不全を引き起こす | 脱衣所だけではなく浴室も暖めておく/家族に声をかけてから入浴する/入浴の前後には水分を補給する/手すりをつける |
誤飲・誤嚥・窒息 | ●おもちや大きな肉などを飲み込めずのどに詰まる ●薬を間違えたり、錠剤の包装ごと飲む | おもちなどの詰まりやすいものはできるだけ小さく切り、よく噛んでゆっくり食べる/薬を種類ごとに管理する/錠剤の包装を1つずつ切り離さない |
交通事故 | ●歩行中の油断や不注意 ●アクセルとブレーキを踏み間違える | 交通ルールを守る/夜間は明るい色の服装を着る・反射材をつける/運転免許を自主返納する |
【熱中症】
大量の汗をかくことによって体内の水分や塩分のバランスが崩れ、体温が上昇して重要な臓器が高温にさらされたりすることにより発症する障害の総称です。
炎天下で無理に運動したときだけでなく、特に乳児やお年寄りは冷房のない熱い室内や車の中に長時間いるだけでも生じます。
頭痛やめまい、けいれんなどの症状が起こり、重症化すると死に至ることもある病態です。
予防法を知って、それを実施することで防ぐことができます。
熱中症を引き起こす要因
「環境」と「からだ」と「行動」の3つの要素が重なり合ったとき、熱中症が発生しやすくなります。

熱中症になってしまったら…

出典:環境省「熱中症環境保健マニュアル2018」p.24
予防のポイント
- 暑さを避けましょう
- こまめに水分補給をしましょう
- 急に暑くなる日に注意しましょう
- 暑さに備えた体づくりをしましょう
- 各人の体力や体調を考慮しましょう
- 集団活動の場ではお互いに注意しましょう
- 高齢者、子供、障害者の方々は熱中症になりやすいので注意しましょう
飛沫感染防止を目的としたビニールシートの火災予防について
新型コロナウイルス感染症の飛沫感染を防ぐために、ビニールシートを設置する場合、裸火が接しないように注意してください。
また、次の場所には設置しないでください。消防法令の違反となる場合があります。
1.火災発生危険がある場所
〇厨房など火気を使用する場所
〇電球の付近
2.避難上支障がある場所
〇避難口及び誘導灯が見えにくくなる場所など
3.消防用設備等への影響がある場所
〇スプリンクラー設備のスプリンクラーヘッド付近
〇自動火災報知設備の感知器付近
ビニールシートについては、難燃性、不燃性、防炎製品のものを使用することをおすすめいたします。
素材としては、ポリ塩化ビニール製やポリカーボネート製のものが比較的燃えにくい素材です。同じ素材であれば、薄いシート状のものより、板状のものの方が防火上安全です。
ビニールシート設置時の留意事項については、総務省消防庁が作成したこちらのリーフレットも参考にしてください。

令和3年5月24日(月)より福井県ドクターヘリが運航を開始します。
当消防組合管内15か所が福井県ドクターヘリ離着陸場に指定されています。離着陸する際に砂ほこり・騒音等が発生することがありますのでご理解、ご協力をよろしくお願いいたします。
e-ラーニング(応急手当WEB講習)受講について
e-ラーニングとは
普通救命講習を受講する前に、インターネット(e-ラーニング)で普通救命講習の座学部分(1時間)を受講していただくことで、本来3時間行う普通救命講習を、2時間の実技のみで講習を修了することができます。
e-ラーニングでは、講習の最後に確認テストや修了テストを設け、受講者の習熟度を高めるようになっています。また、修了テストの結果が80%以上の者を合格とし、合格者のみに「受講証明書」が発行されます。
※ テストの結果が80%に満たない場合、再度修了テストを受講してください。
※ 発行された「受講証明書」を、印刷または画面メモ等に保存してください。
※ 実技の講習を受講するときに、e-ラーニングで発行された「受講証明書」のコピーまたは画面メモをお持ちください。
※ 受講証明書のIDや受講日時等が適切に表示されない場合があります。(空白や「Undefined」などの表示)
IDや受講日時等の表示がされていない受講証明書についても、有効な証明書として取扱いします。
e-ラーニングを用いた普通救命講習
鯖江・丹生消防組合では、各種団体および各事業所を対象にe-ラーニングを用いた普通救命講習を実施しています。
インターネットに接続されたPC、タブレットPC、スマートフォン等で学べます。
e-ラーニング(https://www.fdma.go.jp/relocation/kyukyukikaku/oukyu/)
受講には約1時間かかります。
(外部リンク:総務省消防庁)
※各ブラウザのシークレットモードまたはプライベートモード等を設定してWEB講習を行うと、受講証明書のIDや認定年月日等が表示されない場合がありますので、通常モードでの受講をお勧めします。
e-ラーニングを受講したら
e-ラーニングを受講してから1か月以内の方を対象に、普通救命講習の実技のみ(2時間)の講習を実施しています。この講習を受講していただくと、普通救命講習Ⅰ(3時間)の「修了証」を発行いたします。
※ e-ラーニング受講後に発行される「受講証明書」のコピーまたは画面メモを必ずお持ちください。
普通救命講習およびe-ラーニングについては、下記担当にお問い合わせください。
鯖江・丹生消防組合消防署 救急・救助係 0778-54-9115
消防をかたる不審な電話に注意!
鯖江市内および越前町内で、消防をかたる人物から「一人暮らしの方に、防災のことでお話があります。」という不審な電話があったとの相談が消防署に寄せられています。
1 相談の概要
消防署をかたり「一人暮らしの高齢者の方に防災のことでお話があります。お宅は一人暮らしでしょうか。」と電話があり、電話番号を尋ねると答えられないと断られる。 着信番号は非通知。
2 主な特徴
消防をかたり、住所や世帯の状況などの個人情報を尋ねる。
3 注意していただきたいこと
消防署では、住所や世帯の状況などをお尋ねすることはありません。住所や世帯の状況などの個人情報を、安易に知らせないようにしてください。
参考リンク
ストーブによる住宅火災が毎年発生しています~石油ストーブは給油時に、電気ストーブはつけっぱなしにご注意ください~
特に、暖房機を使用するときは、近くに可燃物を置かず、外出や就寝時には電源を切り、給油時はカートリッジタンク等の蓋が確実に閉まっているか確認してください。
命を守る合言葉「ういてまて」
熱中症を予防しよう!!
夏に向けて、熱中症になる人が増えてきます。
下記のリーフレットでは熱中症の症状や応急手当を紹介しています。
熱中症を知って、しっかり予防し、楽しい夏を過ごしましょう!
削り屑が火災に!
熱中症情報
IH調理器からの火災に注意
防火対象物に係る表示制度について
防火対象物に係る表示制度について
【制度の概要と目的】
この制度は、ホテル・旅館等からの申請に対して消防機関が審査を行い、消防法令等の防 火基準に適合している建物に「表示マーク」を交付する制度です。任意の制度になりますの で、表示マークが掲出されていなくても法令違反になることはありませんが、掲出されてい る建物は、一定の防火基準に適合しており、その情報を利用者に提供することを目的として おります。
【対象となる建物】
対象となる建物は、3階建て以上で、収容人員が30名以上のホテル、旅館等(複合用途の 建物内にホテル・旅館等がある場合を含む。)です。
【表示マークの申請】
表示マークの交付(更新)を希望するホテル・旅館等の関係者は、消防法令のほか、重要 な建築構造等に関する一定の防火基準に適合していることを示す以下の書類を「表示マーク 交付(更新)申請書」に添付し、消防機関に申請してください。
① 防火(防災管理)対象物定期点検報告書(写)
② 防火(防災管理)対象物定期点検の特例認定通知書(写)
③ 消防用設備等点検結果報告書(写)
④ 定期調査報告書(写)
⑤ 製造所等定期点検記録(写)
⑥その他消防本部等が必要と認める書類
【表示基準の審査】
消防機関は、申請書と添付書類に基づき審査し、建物が表示基準に適合しているか審査しま す。なお、審査は書面審査を基本としておりますが、必要に応じて現地確認を実施します。
【表示基準】
・消防法令の基準(防火管理の状況、消防用設備等の設置状況及び危険物施設等)
・建築基準法令の基準(構造・防火区画・階段・避難施設等)に適合していること
※詳しい内容は、消防本部予防課まで ℡0778-54-9112
鯖江・丹生消防組合火災予防条例の一部を改正しました
鯖江・丹生消防組合火災予防条例の一部を改正しました
平成25年、多くの死傷者が発生した福知山花火大会の爆発事故を踏まえ、火災の危険性が高い催しの防火管理体制を強化するため、鯖江・丹生消防組合火災予防条例を一部改正しました。
主な改正内容・・・
縁日、花火大会など多数の者が参加する催しで、燃料や電気を熱源とする火気器具を使用する場合には、
① 消火器を準備してください
②「露店等の開設届出書」を提出してください
※町内会、保育園・幼稚園などの相互に面識のある集まりなどは該当しませんが自主的に消火器の準備をお願いします。
特に屋外の大きなイベントでは・・・
露店数が100店舗を超える、人命や財産に重大な被害を与える恐れがあるイベントは、「指定催し」として指定され、開催の14日前までに「火災予防上必要な業務に関する計画書」を作成し、届出が必要です。届出をしない場合は罰則が適用されます。
を鯖江・丹生消防組合消防署長に提出してください。
心肺蘇生法とAEDリーフレット(PDF) (講習会でも用いております)
心肺蘇生法とAEDリーフレット(PDF) (講習会でも用いております)
熱中症対策リーフレット(PDF) ※総務省消防庁のリンク先を参照してください。
熱中症対策リーフレット(PDF) ※総務省消防庁のリンク先を参照してください。
救命処置の手順(PDF)
応急手当の基礎知識(PDF)
応急手当
救急救命士の気管挿管病院実習にご理解を!
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多くの「救える命」を救うため、救急救命士が救急現場などで「気管挿管(※1)」を2004年7月1日から実施することができるようになります。 そのためには、病院での気管挿管の実習(※2)が必要です。 皆さんが、病院で全身麻酔による手術を受けられる際に、実習をお願いすることがありますので、 ご理解とご協力をお願いします。 ※1 気管挿管・・・口から気管にチューブを挿入し、肺に直接空気を送り込む処置のこと ※2 病院実習・・・『病院実習ガイドライン』をごらんください。 |
お問合せ先 | |
福井県安全環境部危機対策・防災課 福井県健康福祉部医務薬務課 (福井県メディカルコントロール協議会) |
TEL:0776(20)0308 TEL:0776(20)0345 |
AED
AED(自動体外式除細動器)とは・・・ 心筋梗塞や不整脈、心臓震盪などで、心臓が正常に機能しなくなった時に電気ショックを与えて正常な状態に戻す機械です。
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AEDの適切な管理等の実施について 下記リンク先を参照してください。 ☆AEDを点検していますか?(PDF) ☆PMDA医療安全情報No.10「AEDの適切な管理について」(PDF)