収れん火災(しゅうれんかさい)とは、凸レンズ状の透明な物体、あるいは凹面鑑状の反射物によって、太陽光が収束し可燃物が発火することによって発生する火災です。この火災の発生原因全体に占める割合は決して高くはありませんが、日本中で年間数件から十数件の事例が見られるため、火災の原因としては無視できない火災になっています。
※Wikipediaから引用
火災発生事例
令和7年7月、屋外に放置された液体の入ったペットボトルを通過した太陽光線が収れんし、付近にある原木上で焦点を結んだため着火した疑い。


熱画像直視装置を使用した温度測定。収れん部は高温となる。
収れん火災を防ぐために
(1)窓際や太陽光が差し込む範囲には、収れん現象が起こる可能性がある鏡やガラス玉等を置かないようにしましょう。
(2)外出する際には、カーテンを閉めて遮光しましょう。
(3)水を入れたペットボトルなどを屋外に放置しないよう気を付けましょう。
連日の猛暑、降水量が少ないため草木も乾燥状態となっており、火災の発生しやすい条件が整っています。
火災予防へのご協力よろしくお願いします。